迷惑メールのその後
先日、契約しているプロバイダより、スパムメールブロックの仕様が変更されるという通知が届いた。
いままでは、迷惑メールが届いたらそのメールの発信者のIPアドレスを調べて、拒否するように
登録するという作業を繰り返していたが、仕様が変更された後は、この作業が不要になったのである。
ひとことでいえば、非常に楽になった。
迷惑メールがどの国・地域・会社から発信されたかを調べるのは比較的簡単にできる。メールのヘッダー
にある発信者のIPアドレス、例えば、123.45.678.90 のように書かれている数字を
次のようなインターネットのWHOISというデータベースのURLで検索するのである。
American Registry for Internet Numbers (米国)
→ http://ws.arin.net/whois/
Asia Pacific Network Information Centre (アジア)
→ http://wq.apnic.net/apnic-bin/whois.pl
Japan Network Information Center (日本)
→ http://www.nic.ad.jp/
だが、それ以上はなかなか把握できない。残念だが。
スパムメール・迷惑メールと自動的に判定されたものは、プロバイダの迷惑メールボックス受信箱に
送られる。一週間以内に処理しないと自動的に削除される。なので、3日に一度くらいの割合で
見に行くことにした。迷惑メールの数が減るわけではないのだが。
まだ、まれに必要なメールがプロバイダの迷惑メールボックス受信箱に混じってしまっていることが
ある。このときは、そのメールのみを復活させることにしている。
はじまったばかりなので、しばらくは様子見ということにしたい。
また、ウィルス対策ソフトにも、このような機能をもっているものがある。私が使用しているものは
この機能をもっていた。二重に対策しておくと、安心の度合いが増える。過去に2回ほど、「トロイの
木馬」を含む添付ファイル付きのメールが、迷惑メールと判定されずに通常の受信箱に入ってきたこと
があった。しかし、この場合にもウィルス対策ソフトで処理し、ことなきを得たのである。いまや、
この類のウィルス対策ソフトは必須であると考えている。
(2008-11-15)
■ 以前の記事
→ 「電子メール関連」に関する以前の記事は、こちらをごらん下さい。
・不要電子メールの現状とその対処法
・パソコン(PC)から携帯電話(ケータイ)に届かないメール
・ひどい迷惑メールの対処法
・1時間に20通のしつこい迷惑メールの対処法